23・3・12
3月11日の日経(朝)で「全日空、日航を抜く」という見出しが、眼についた。
国際線と国内線を合わせた2010年の旅客数は4~11月の10ヶ月間の累計で全日空3656万1627人が日航36269万五5150人を上回った。全日空が日航を上回るのは初めてだという。
私は、大蔵省に長くいたが、国内派だったから外国へ出かける回数は多くなかったし、衆議院議員になってからも年3~4回、多くて5回ぐらいであったから、そういろいろな航空会社の飛行機に乗っているわけでもないが、できるだけ日本の飛行機に乗りたいと、いつも思っている。言葉の問題もあるが、何よりも日本の飛行機の機内サービスは行きとどいていて、親切だからである。外国の飛行機の客室乗務員のなかには、きわめて事務的で、用事を頼むと嫌がるようなのもいるが、日本の飛行機ではそういうことはない。
新聞にもいろいろ書かれていることもあって日航の再建もなかなか苦労をしているようであるが、ナショナル・フラッグとして初めて世界に羽ばたいていた頃を思い出して、全日空と競い合って、世界の旅客に日本の航空会社の安全性、快適性などを示して貰いたいと思っている。