10月24日行われた北海道五区の衆議院補選に自民党候補町村信孝氏が30才近くも若い民主党の新人候補を大差で破って当選した。
菅改造内閣発足後、初の国政選挙だけに与野党力を入れての闘いとなったが、ここは自民党が制した。政治とカネの問題で検察審議会で強制送検に追い込まれた小沢氏を党中枢に抱えているだけに民主党は闘い難いといわれ、敗戦を見越して菅首相も応援に入らなかった、と言われている。
負けそうだとわかっていても党首は応援に入るのが義理だと思うが、早々と見限られて民主党の若い候補も気の毒としか言いようがない。
昔と違って、この頃は、とくに小選挙区では世の中の風の吹きようがものを言う。候補一人一人の値打ちを離れて判決が下されるようでいかがか、と思うが、それも与論とあれば致し方はあるまい。
これで早期解散はなくなったと書いている新聞もあるが、それはそれとして、この経済の梗塞状態を打開してくれる道を何とか早く見つけて実行して貰いたい。
22・10・25