パナソニックが2010年度をメドに現在の16部門を9部門程度に集約、かつ三洋の国内向け家電製品ブランドは12年4月にパナソニックに一本化する、という。これが実現すれば、永い伝統のあるブランド名、松下、ナショナル、三洋も完全になくなることになる。昔からこのブランド名に馴染んでいたわれわれにとっては、一抹の淋しさを感じざるをえない。

 何事もグローバル化の時代であるが、日本の企業のブランド名が片っぱしから横文字となって行くのはどうか、と思う。トヨタ、ニッサン、マツダ、ホンダ、スズキなどのブランド名が世界で通用しているだけに、惜しい気がするが、もう何ともならないのだろうか。

 他の日本企業について、今後是非日本語のブランド名を続けて貰いたい、と思う。


22・10・24