ついに米1ドル84円台にまで上昇した。1995年以来というから15年ぶりである。円高の原因については、専門家がいろいろな見解を述べているが、それはそれとして、一体この円高はさらに今後も続くのか、この辺がピークというのか、の見通しが問われる。
私は、仮に、も少し高くなっても一部で言われているように80円を割ることはなく、今後はやはり円安へ動いて行くのかなぁと思っている。
日米間のインフレ率は格差などが重要な要素であって、95年の状態と比べると、もっと円高になる可能性はあるが、問題は国、とくに日銀がそれを放置とするかどうかである。当然何等からの手立てを考えなければなるまい。
私は、かねてからインフレターゲットの設定を主張しているが、とくに日銀の協力を望みたい。
22・8・22