7月26日に当選した参議院議員に1ヵ月の歳費と文書交通滞在費を支給するのはおかしいので、日割りで支給するよう改正するという法律を民主党とみんなの党が7月30日国会に提出した。

 与党の民主党の動きは鈍いが、日割りに対する党内の抵抗が強いし、公設の秘書の給与をどうするのか、という議論も詰まっていないからだという。

 当選した議員の歳費のことだけ言われているようだが、辞めて行く議員についてもマルマル1ヵ月分の歳費を支給するのはおかしいという議論も出てくる。

 地方議会では既に日割りはとっくの昔の常識とされているそうだが、国会議員については以前からこの話は出ていたが、結着はついていない。

 もっとも、そもそも国会が開いていない期間をどうするのかという議論もありうるのであって、地方議会では議員の給与を既に日当で支払っているところもあるという。

 さらには、では、病気で登院してない人はどうするのか、という議論だってありうる。

 私は、もっと歳費を高くして、寄付に頼る分を少しでも減らしてやった方がいいと思っている1人であるから、そうこの問題も目くじら立てて議論するのは如何がと思うが、理屈は理屈であるから、日割りは日割りにして、歳費をいずれかの時期に引き上げてやったらどうか、と思っている。


                                   22・7・31