元北朝鮮工作員を国賓級の待遇をしなければならないか、さっぱりわからない。どんな目的で2千万円もの国費を使ったのか、疑問である。大体いわゆる拉致問題は被害者家族には大へんお気の毒なことであるし、解決のために政府が努力することは当然である。私どもソ連抑留者60万人は戦後ソ連による不法な拉致の大きな犠牲者であると思っているだけに、何故政府は戦後60数年の間、抑留者の、例えばソ連邦に対する補償要求に真剣に取り組んでくれないのか、甚だ不満に思っている。
先般法律が成立して、少々お金を貰うようになったが、自民党政府時代の慰労金と合わせても、せいぜい普通の人で50万円足らず。1割もの死亡者を出したソ連抑留者には、日本政府よりも前に、本来ソ連、そして今はロシアの政府が補償をすべきことを強く要請すべきではないか。
竹島がいい例である。尖閣列島も日本人は上陸させないように海上保安庁は指示を受けているという。日本の領土に日本人が上陸して何が悪いか。私有地というが、政府は多額の借料を採って借りていると聞いている以上、上陸ぐらい認めてもいいではないか。
右翼団体が建てたという灯台は壊さないというが、政府がしっかりした灯台ぐらい建てたらいい。そんなことを遠慮しているから、外国になめられるのではないか。