私の友人にヴァイオリズムの大家がいた。彼の説によれば人はそれぞれ持って生れた生涯(?)の波動があると言う。図を描いてくれた。それをそのまま信じる気持ちはないが、人間万事塞翁が馬というのは1つの真理ではないか、と思っている。人生かくの如し。国の運命も然り。まして、政党の消長は避けるべくもない。
民主党が昨夏大勝した時にいつまで持つかなあと思った。政治経歴も何もないような人がただ民主党公認である、自民党ではない、という理由だけで当選をしてくる。選挙民もどうかしていると思わざるをえないが、果して1人前の政治家が選ばれて、集団をなしているとは思えない。一体全体チルドレンなどという言葉は自民党時代に発したのだから、人様のことを今更言い難いが、それにしても軍隊じゃあるまいし、右向け右で行動を律せられるようじゃ、大人の政治を期待するのは、とても無理である。
しかし、その上そのリーダーが二度も裁判所に訴えられ、再度不起訴になったとは言え、まだ先がどうなるかわからないという状態であっては、世間一般の人に民主党を信用して呉れと言ってもムリではないか。トラストミーとみえを切った鳩山首相が今や米国の信用も喪っているとあってはトラストしたくても出来ないではないか。
この上は、参議院選で、もう少し信認状況を明らかにして貰いたい。
22・5・24