鳩山首相は官房機密費を一定期間のうちに全面公開する方針を23日の参議院の予算委員会で明言をした。

 しかし、平野官房長官は、記者会見で「首相の考えがあると思うが、じゃ情報提供されなくなることが、国益にとって本当にプラスなのか」と正面から異を唱えたのである。

 ここは一つ、閣内の意見の調整が必要だと思うのだが、機密費というのは何に使われたか発表しないことに意味あるのであって、発表するなら機密費ではない。やはり、機密費の役割りというのは充分考えられるのであるから、これは色々な意見があっても、発表はしないということでやって行くべきではないだろうか。

 諸外国をみても、さらに膨大な機密費が使われているようであるが、一々その明細が発表されたことは私は聞いたことはない。一度調べて見たら分かる。