毎日新聞は、政権、郵政も迷走と見出しで、さらに首相修正に言及、亀井氏独走やまずと、さらに民主官業肥大批判。私は、亀井大臣の考え方に反対ではない。一つの良い考えではないかと思う。もともと、ゆうちょの1千万円限度というのは、相当昔につけたので、それは時代とともに引き揚げて行っても少しもおかしくない。もう一つは郵政民営化となれば、あまり限度をつけるというのは感心しないのであって、郵便の貯金の限度額が現行1000万円を2000万円、簡易保険の限度額の1300万円を2300万円というところは、そんなものか、と思う。むしろ当初言っていた限度より低くなっていたので、どうかなァと思っている。ただし、郵貯問題だけとして考えるからいけないので、財政投融資を今後どのようにするのかを併せて考えなければいけないと思っている。
民間の融資機関では、果しえない役割りを財投関連の融資機関が果たして来た、又、現に色々な場合において役割りを必要とされていることは、明らかなのである。ましてや、海外に対して色々な企業が進出する際に、それをバックアップすると言うことは、これだけ国際間の企業進出競争が激しくなる現代においては、私は必要なことだと思っている。それには、やはり、経済協力機関の資金の裏打ちも必要なのである。
そう言った点では、郵政の限度引き揚げは一つの大きな考え方ではないかと思っている。