暫らくブログを空けていたのは申し訳ないが、この間に政界は様変りとなった。鳩山新内閣の誕生である。内閣の支持率はマスコミ各社でいずれも七〇%を超えているから御祝儀相場としても高いが、さて、マニフェストにいろいろ並べられた政策をいつ、どうやって実現してくれるのですか、がまず問題である。

 その一つ、八ツ場ダムの中止を勢込んで宣言した前原国交大臣であるが、地元の代表者は懇談会にも出席しないという。確かにダムの中止を言明しておいて、どうなすかの懇談もないではないか、という地元の言い分の方が尤もではないか。懇談というからには、地元の意見も充分に聴いて、中止か否かを決定する用意がなくてはならないのは勿論ではないか。