マスコミはもう鳩山内閣誕生を既成事実としたような記事を流しているが、果してそうなるか。選挙予想ほど当らないものはない、というのは過去の実績が示している。
個々の候補者にしても、一歩リードか、など書かれたら数千票は減ると思わなければならないし、もう一歩と書かれるとプラスになる。有権者は折角投票所に出かけて行くのだから、その自分の一票の値打ちを示したい思いがあって、当選確実だと言われている候補者の名前は何となく書きたくなくなるし、今一息と言われていると、自分の一票を少しでも役立てたいという思いにかられる。人情である。もっとも、逆もあるので、どうせ落ちるだろうと思われる候補者の名前をかいても詰らないと思う。そのへんのかね合いはなかなか読めるものではない。(21・7・28)