七月十四日、フランスの革命記念日。招かれてパーティに出席。いつも公邸溢れるばかりの人。いくつかの国のナショナル・ディのパーティに出るが、この日ほどの盛会はとても見られない。レジオン・ド・ヌールの略綬をつけて行く。フランスではこれをつけているとレストランもいい席に案内してくれる。もっとも、その分だけチップをはずむ必要があるとは誰かに聞いた話だ。
国歌「ラ・マルセーユズ」はかなり激しい文句の革命歌である。今日もなお唄われているのを耳にすると、矢張りフランスは日本とは違うのだな、という何はともない思いがするのは、私だけだろうか。