麻生総理が日本郵政の社長として西川氏の続投を容認したという。前に民間の会社の人事には介入しないという趣旨の発言があったが、そうだとすれば、「容認」と言うのもいかがなものかと思うが、そもそも政府が一〇〇%株を持っている会社の人事に株主として発言権がないというのも変な話であるし、同社の人事には総務大臣が認可権を持っているのであるから、総理も人事についても当然発言していいのではないか。


(2009.6.23)