社会思想社編『三六五日事典』をちょっと引用してみる。
○この日は、「足利成氏古河に拠る」康正元年(一四五五年)幕命を帯びて東下した今川範忠に破れた成氏は、六月十六日下総の古河に奔った。これが古河公方で、この後、関東は古河公方と上杉氏とに二分され、長い戦国の世へ突入する。
○女性飛行士登場。一九六三年(昭和三十八年)のこの日、ソ連のテレシコワ少佐はウォストーク六号に乗り込み宇宙飛行に成功した。「わたしはカモメ、わたしはカモメ」(イヤ・チャイカ、イヤ・チャイカ)という彼女の通信は全世界に伝えられた。
後、モスコウ市内を傍若無人に走るソ連高級官僚などの車は「チャイカ」という名称であった。
○小包郵便法施行。
○萩原井泉水生る(一八八四年)。河村瑞賢没(一六九九年)。
(2009.6.16)