地球温暖化対策としてあらゆる分野で化石燃料から他のエネルギー源への切り替えが進められているが、その中で電池の改良が極めて重要な要素であることは言うまでもない。電池の小型化、軽量化、高能力化である。

 ハイブリッド車用のリチウムイオン電池、電車やバスなどの大型車用のニッケル水素電池については、同時に充電の時間の短縮化が求められている。

 川崎重工業は独立行政法人・産業技術総合研究所と共同で充電時間が従来の六十分の一、一〇秒以内で済むニッケル水素電池を開発したという。大型車輌向けに今後五年後の実用化を目指すという。期待したい(六月十日、日経・朝を参考)。

(2009.6.14)