ユーロ圏十六ヶ国の〇九年一~三月のGDPが前期に比べ、二・五%の減となった。年率換算ではマイナス一〇%で、九九年通貨統合以降で最大の落ち込みとなり、米国のGDPの年率換算六・一%減を大きく上回る減少幅となっている。

 当然、追加の景気対策論議が浮上すると見られているが、EU通貨加入の條件が景気対策の障碍となる可能性があるのではないか。


(2009.5.16)