五月十六日読売新聞によれば、麻生首相は十五日夜の「安全社会実現会議」で厚生労働省を医療・介護・年金などを所管する「社会保障省」と雇用対策や少子化対策などを所管する「国民生活省」に分割すべきだという考えを示したが、年内にも発足する「消費者庁」とあわせ、国民生活を重視した中央省庁再編成に取り組む考えだという。
私は、以前から、単に省庁の数を減らすためのいわば見せかけの行革には反対しているし、必要に応じて省庁を分割することは必要だと考えている。
ただ「国民生活省」という名称の役所を創るのなら「消費者庁」も一緒にした方がいいかと思うが。
(2009.5.16)