米国での新車の販売台数は、この四月八一万九五四〇台で前年同月比三四・四%減と十八ヶ月連続で減少した。トヨタ自動車も四一・九と大幅に落ち込み、販売台数ではフォードを下回り米三位に転落した。

 景気の悪い時は、まずこういう買物に現れるのは仕方がないことで、古くなったからといって、今日まで走っていた車が明日走らないわけではない。となれば、先送りする。

 しかし、景気の悪いのも続く限度があるし、車もそのうちいやでも買い換えなければならないようになる。従って、車が売れるようにハイブリッド車などへの買換えを助成することもムダとは言わないが不公平にもなる。全体の景気対策の方が何よりも先決問題だと思うが如何。


(2009.5.5)