五月五日の「こどもの日」にちなんで総務省が四日発表した人口統計(四月一日現在)によると、十五歳未満の子どもの数は昭和五七年から二八年連続で減少し、一七一四万人と過去最少を更新した。総人口に占める子どもの割合は一三・四%と、三五年連続で低下し、ドイツの十三・九%、イタリアの一四・一%を下回り、世界でも最低水準となっている。出生数は平成十八年から増加に転じているが、増加は非常に緩やかで、少子化に歯止めをかけるには至っていない、という。
本当に、早急に抜本的な少子化対策を講じなければならないし、又、そのための財政負担も惜しむべきではないと思う。
(2009.5.5)