中国から飛来する黄砂は、平均でも年五〇〇万トンに達し、その三分の一から半分が日本国内に降下しているという。子どもの頃、時々見た空が黄色く濁るくらいの黄砂が、近頃は見られないような気がするが、実際は、ここ十年飛来する黄砂の量や回数は増えているという。それにしても、こんなに多量の黄砂が飛来し続けると、将来どんなことになるのだろうか。頗る気になる。