お餅にだって、言いたいことがあるでしょう。日々一冊52 | 本の世界へようこそ ふらりと立ち寄りたい ひがっちの小さな本屋さん 比嘉教子

 三度の飯より、本が好き。
 本が大好き。
 横浜市瀬谷区で開設しております。
「瀬谷の寺子屋 ひがまなび教室」
塾長 ひがっちです。



『おもちのきもち』

かがくいひろし

講談社


 

 そろそろ年末です。

スーパーなど、いたるところで鏡餅を見かけるようになりました。

(まだ買うには早いと思ってますけど)


『おもちのきもち』という絵本をご紹介します。

語り手は鏡餅さんです。


人間から見ればなんてことのない餅つきも、お餅の立場からすれば、頭をガンガン叩かれるのと同じ。

人間は美味しくいただいているつもりでも、お餅の立場からすれば、あんこまみれにされるは、大根おろしをぶっかけられるは、

納豆でネバネバにされるは、災難の連続。


鏡餅さんの口から語られる「おもちのきもち」に「なるほどなぁ」と思ってしまいます。


お餅と同じ顔で写真を撮ることにしました。😅


小学校での読み聞かせで、結構、笑いの取れる一冊です。

よろしければ、お手にとってみてください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。