私の名前は、教えるという字に、子供の子と書いて「教子」といいます。
名前をつけたのは、私の父親。
父が学校の先生になりたいと言う夢を持っていたそうです。
家庭の事情やら何やらで、その夢は叶わなかったとか。
そのためか、私か妹のどちらかに先生になってほしかったそうです。
いや、やっぱり、私になってほしかったのかな?
そうでなければ、「教子」なんてつけないよな。
こんな名前のせいか、両親だけでなく、
周りの人達からほ、よく言われました。
「教子は、先生になるんでしょ?」
「親戚の人も先生が多いし。」
もともと、そんなに勉強は嫌いではなかったし、小学校から高校に通うなかで、
「この先生みたいな先生になりたいな」と思える人にも出会えたので、なんの迷いもなく、「学校の先生」を目指してました。
大学4年で教員採用試験を受けたけれど、採用には至らず。
その後、何年か講師を続けながら、採用試験を受けていましたが、結局、採用されることなく。
「学校の先生」になるのを諦めて、今の旦那さんと結婚しました。
『多分、もう、学校の先生になることはないなぁ』と思いながらも、なんだか、
中途半端な生き方してるなぁと感じていました。
