PCTというメキシコからカナダまでの
1600キロを女性がひとりで踏破した話。
Aizとしては外せない。
僕らと一緒にするのは失礼なんだろうけど
やっぱり他人事じゃないというか…
特に知識もないのに出発しちゃったり。
見知らぬ人に助けられたり、励まされたり。
今年だけじゃく、過去5回の旅を
特に2年前の名古屋までの歩きの旅を思い出した。
僕らは400キロが目標だったけど
1日で100キロ進もうとしたり無謀だったなと(笑
あのときは小田原が限界で
結局名古屋まで電車に乗って
そこから自転車借りてあの娘にバイバイしに行った。
彼女は歩いてる間
自らの大部分が悲惨だった人生を考える。
僕らも歩いたり、漕いだりする中で
自分何やってんだろうと軽い自己嫌悪に陥ってから
自然と自分について考えることがある。
もちろん、僕らの短い旅では答えは出ないんだけど
振り返ると全然無駄な時間ではないことに気付く。
他人には面白がられたり、馬鹿にされたりして
ネタとして喋るけど、実は凄く大切な時間。
じゃなかったら、5年も続けてない。
就活の自己分析でカフェにいるよりも
ずーーーっと有効な時間だ。
主人公の人生には共感できなかったけど
アメリカの広大な自然が綺麗だったし
少しだけど自分と重ね合わせることができた
という意味で観て良かった。
