ミニシアターなんて何年振りだろう…
ウディ・アレン好きだから行ったけど
やっぱり、なんか違った(笑
シネコンの大型スクリーンが良い。
ワガママ言って、ごめんなさい。
都会っ子ぶって、ごめんなさい。
『ローマでアモーレ』
夢・浮気・名声…
誰もが妄想する。
劇的な変化、刺激的な人生に憧れる。
でも、実際にそれらに直面すると
色々な迷いが伴うのに気付く。
そんな葛藤が4つの視点から
ユーモアを交えて展開される。
ウディ・アレン独特の
人生や世の中に対するちょっとした皮肉と共に。
それぞれの登場人物が微笑ましく
ちょっぴりキュンとして温かさを覚える。
今ある人生も捨てたもんじゃない。
充分素敵なのかもしれないと。
そして、影の主役は、ローマの街並み。
至るところで作品を引き立て
僕らをスクリーンに引き込んでくれる。
バルセロナよりもロンドンよりも
風景を楽しめた。
それはローマが恋物語に
ピッタリの街だからでしょうか。
スペイン広場とか観光名所もだけど
何てことない普通の路地を歩きたくなる。
あぁ、ローマで休日を。
そこでペネロペ・クルスが間違って
自分の部屋に入ってきたら最高だ。