畑は今、摘粒という粒抜きの作業してます。
ちょうど一年前、つわりでオエ〜ってなりながら仕事してたの思い出すなぁ…
このくらいの時期から飲み物受け付けなくなってきて、外作業で汗はかくのに水分補給に困ってたなぁ…
妊娠維持のためにホルモン剤の膣坐薬が煩わしかったりとか、お腹に貼るテープでかぶれたりとか、代わりに出して貰った塗るタイプはアルコール配合で真っ赤になっちゃったりとか。
体外受精で妊娠した後は、意外と色々やらなきゃいけなくて大変だった記憶。
さて本編。
妊娠高血圧腎症と診断され、なんじゃそりゃってなってるのも束の間、おしっこ全然でなくなっちゃったので、むくみはどんどんひどくなる。
緊急帝王切開になるとはいえ、34週前。
赤ちゃんの肺機能が安定するのが34週と言われていて、入院している人が目標にする週数の目安でもある。
旦那氏と一緒に先生からの説明聞いた翌日から、赤ちゃんの肺機能を安定させるための筋肉注射を打つ事に。
筋肉注射だから痛いんですよー。2日間打って、24時間経ってれば効果がでるんだって。
翌日朝の検査結果はまぁ、なんとかパス。
頸管長は入院当時から変わっておらず、ほんとに自分安静頑張ったな…って思った。
病棟内以外は車椅子だったしね。
足の筋肉落ちまくって人生最大の細さ!っておもってたのに、急に浮腫むもんだから、人生最大の細さの次の日は人生最大の太さになってたよ。
赤ちゃんの体重は2300gくらいだと言われ。
体重的には全く問題なさそうだねと。
メンタルがやばくなってて、一人でいるのが辛い辛い。
何かすれば良いのに、漫画も読みたくないし、動画も見たくなくなっちゃったし、する事と言えば旦那氏とラインするかテレビ見るくらい。
今思えば、もう鬱っぽくなってたのかもしれない。
とにかく、1日1日なんとか生まれてこないよう祈りながら時間が過ぎるのを待つ感じ。
テレビ見てても頭に何にも入ってこない。
そして迎えた運命の日。
34週を迎えたこの日の朝、血液検査の結果が悪く、急遽出産という運びになりました。
慌てて旦那氏へ電話。
病院割と遠かったので、旦那氏は手術前に間に合わず、そのまま帝王切開へ。
お腹にモニターつけたまま、血圧測るために動脈に点滴打たれたり、硬膜外麻酔するのに腰の凝りを指摘されたりしながら、緊張で身体ぶるぶる震えちゃって。
全身麻酔の経験って3回もあるのに、下半身麻酔初めてなので意識があるのが変な感じ。
メスが入ってくる感じなんとなくわかる…なんか引っ張られて…きもちわるい…(笑)
とか思ってるうちに。
スポッ!!!
ってお腹が突然軽くなる感触の直後。
んぎゃあ。
産声聞こえた。
涙出た。
泣いてくれた。
肺が正常な証拠だって言ってくれた。
2440gもあるよって。
すごく元気な男の子だよって。
初めて触れた手は、ほにゃほにゃでしっとりしてた。
息子氏。生まれてきてくれて有難う。
かーちゃん頑張ったけど、3週も早く産んでしまってごめんね。そう思いながら、段々意識が遠のいてく。
息子氏はすぐに保育器に入れられてNICU病棟へ。
そしてここから、母の長い戦いが始まった……(笑)
出産直前のお腹。
太ももは浮腫んでパンパン。