芸能界は異常な世界、テレビ業界も異常な世界。
そして、広告業界もまた異常な世界。
そもそも、人間界が異常な世界なのだ。
なぜなら、人間界は餓鬼界と同じく、貪りの世界だからだ。
ま、フジテレビ(カンテレを含む)のドラマは結構好きだったりする。
ドラマの制作現場では、幹部連中がサ〇ン撒いたなんて知らなかったんだろうなあ。(笑)
前期の作品では、全領域異常解決室とかMONSTERが面白かった。
かなり前の作品では、健康で文化的な最低限度の生活もあったな。
今期は問題物件とアイシー。
アイシーの中での、「証拠はどこにある!」に対しての、「ここに、私の頭の中にある!」のセリフがかなり気に入っている。
頭の中にあるのは、記憶だけでなく論理的思考もまた。
普通に会話しているだけで、相手を置き去りにしてしまう。
置き去りにされた相手はそれに気づく事もなく、呆けたような顔をしているだけ。
また、一人ぼっちだ。
いつも、そう思う。
オウム時代、麻原と話をした時、麻原が黙り込んだ事があった。
一瞬、しまったと思った。
走ってはいけない。
ゆっくり、ゆっくり歩かなければならない。
しかし、麻原はおもむろにこう言ったのだ。
「お前には智慧がある。」
「好きにしていいぞ。」
オウムの幹部連中の誰も気づけなかった事に、麻原は気づいた。
これが、麻原には力があったと認めざるを得ない根拠の一つだ。
麻原と話をするときだけは、何の遠慮もいらなかった。
楽しかったなあ。
あの頃。