オウム真理教元幹部の手記③ | 法友(とも)へ

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シーハは過去世からの修行者であるのは間違いないと思われるが、その傾向はおそらくシャーマン系だと思う。

 

P28にあるような感覚は、仏教やヨーガの修行者では有り得ない。

 

シャーマンと聞くと、イタコや神憑りをイメージして軽く見てしまう人も多いと思うが、現代の世界において最も力を持っているのがこのシャーマンたちである。

 

シャーマンは世界中のいたるところにそれぞれ別々に独立して存在している。

 

チベット密教もシャーマンの流れを引いており、ヨーガにもシャーマンの一派がある。

 

 

白いイニシエーションについては、麻原は88年に信徒向け説法で語っている。

 

この白いイニシエーションと対を成すのが赤いイニシエーションであり、それが血のイニシエーションである。

 

当時、白いイニシエーションを受けたものがいるという話を聞いたことがあるが、その名前は出さないでおこう。

 

 

オウムシスターズについては、上のお姉さん二人よりも下の妹二人のほうがしっかりしている印象がある。

 

長女と三女の主張に食い違いがあるのなら、僕は三女を信じるとしか言いようがない。

 

 

ロシアツアーはシーハは第一班で、僕は第二班。

 

第二班には秘密のワークがあり、ガフヴァの緊張は相当なものがあったが、第一班には何もなかったのだろうか。

 

 

刑期についてはやはり厳しいなと思う。

 

オウムだからという理由で長くなってしまったのだろう。

 

 

シーハと言えばすぐ切れる、何かに怒っていることがよくあったという印象だ。

 

自殺願望は罪の意識からというのではなく、この直情径行型の感情の起伏の激しさからくるものだろう。

 

問題はこの激しいエネルギーをどう使うのかだ。

 

いつも怒っているような喋り方だったが、これは東北なまりが抜けず標準語のイントネーションを身に付けることが出来なかったのだと思う。