オウムはなぜ消滅しないのか19 | 法友(とも)へ

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地下鉄にサリンを撒けと言われて、はいそうですかと言って、撒けるものでもない。

 

実行犯たちが実際にサリンを撒くにあたって、どんな事を考えていたのかは、未だにはっきりしない。

 

個人的にはそこを聞きたいのだが、聞こえてくるのは被害者への謝罪と麻原の悪口ばかりである。

 

直接会って話をすることが出来れば、その詳細を突き止めることが出来るのだが、国家権力がそんな事を許すはずもない。(笑)

 

 

で、渡された物がサリンかどうかが曖昧なまま、事件当日を迎えたとして、サリンを撒くまでにはまだいくつもの壁がある。

 

中身が本当にサリンだとして、その殺傷力について十分な知識がなくとも、サリンを撒けば死傷者が出ることは容易に想像がつく。

 

5か所でサリンを撒けば、その数はかなりのものになるはずだ。

 

そうなれば、教団は崩壊し、オウム真理教は終焉を迎える。

 

普通人の知能があれば、それは間違いのない事実として認識出来る。

 

 

問題は、その先だ。

 

教団を崩壊させる。

 

いったい、何のために?

 

そう考えるはずだ。

 

繰り返すが、こんな事件を起こせば教団は崩壊する。

 

その事実は揺るぎない。

 

 

そこでさらに考える。

 

教団を崩壊させるのが、グルの意思なのかと。