オウムはなぜ消滅しないのか⑥ | 法友(とも)へ

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p52から、林郁夫と横山の量刑の差についてかなりのページを割いて書かれている。

 

まあ、おそらくほとんどの人がそう思っているのではないかと思うが、林郁夫は死刑が相当であり、横山や土谷には無期懲役が相当であると思う。

 

 

オウム事件の取り調べの中で、横山だけが唯一警察官から暴行を受けているようである。

 

歯が欠けるほどのケガをして、後遺症がある。

 

この点について弁護人は、サリン事件とは別個に国家賠償請求を勧めたが、横山は「サリンの被害者のことを考えれば、自分が受けた暴行などで訴訟を起こしたくない。」と言って断ったそうだ。

 

いかにも、横山らしいなと思う。

 

入信直後に、すぐさま100万円のお布施をした男。

 

CSIの機械班で、黙々と作業をしていた姿を思い出す。

 

 

横山が関わったのは地下鉄サリン事件だけと言ってもよく、しかも死者は出ていない。

 

林郁夫との量刑の差は、あまりにも際立っているように思う。

 

 

p71

青山の量刑について

 

法律、その中でも一般人なら同様だと思うが、刑事事件については素人なので、懲役12年が重いのかどうかは分からない。

 

が、しかし、比較なら出来る。

 

青山が関わった事件では誰も死んでいない、殺人未遂が1件あるが実行犯ではない。

 

それが村井を殺した殺人犯と同じというのは、これまた不公平と言わざるを得ない。