全宇宙の中で、物質の世界はわずかに数パーセントに過ぎない。
宇宙のほとんどは、物質以外のもので占められている。
まあ、オウムの教義によれば、物質の世界が現象界なので、全宇宙の95%以上はアストラルとコーザルが占めているということになる。(笑)
この暗黒物質は、光を反射するわけでもないし、またその逆にブラックホールのように光を吸収するわけでもない。
明るくもなく暗くもない。
透明で目には見えないが、確かに存在している。
この宇宙が誕生した直後は、暗黒物質の密度は均一だった。
それが時間の経過とともに、暗黒物質の密度に偏りが生じた。
密度の濃い部分は重力が大きくなり、その結果物質を引き寄せ、現象界が生まれることとなった。
暗黒物質がどのようなものなのか?
どうやったら観測出来るのか?
世界中の物理学者たちが様々な仮説を立てている。
だが、まだ何一つとして証明されていない。
こういう話を聞くたびに、いつも思う。
広瀬なら、どう考えるのだろうか?
暗黒物質に対する、広瀬の仮説を聞いてみたい。
もしかしたら、ノーベル賞級の仮説を立ててくれるかもしれない。
しかし、ノーベル賞は生存していなければ受賞することが出来ない。
日本では死刑囚には人権はなく、死者と同じ扱いである。
国際的な基準では、死刑囚は生きているのか死んでいるのか?
広瀬には、その謎にも挑んでいただきたいものである。(笑)