ハチミツがありません② | 法友(とも)へ

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オウムではハチミツは様々なことに使われてきた。


アストラル丹の製造。


各種フルーツを使ったジャム。


また、朝鮮ニンジンを漬け込んだりもした。


さらに、麻原の子供たちのおやつ。(笑)



その注文方法はというと、いつもそうなのだが、一般の人とは違ってその単位は大きいものになる。


オウムの場合は、ドラム缶単位で買っていた。


大抵は外に置きっぱなしなのだが、野ざらしだと何なので、一応ブルーシートを掛けてあったりする。



ドラム缶の中身は200リットル。


ドラム缶本体は鉄製なので、総重量は200数十キロにもなる。


とてもじゃないが人力では運べない。


さすがのオウム内部でも、ナーディーアバローダを試してみようとする強者はいなかった。(笑)



なので、運ぶのにはユニックを使う。


ドラム缶に太いベルトを引っ掛けて、クレーンで釣り上げて荷台に乗せる。


そしてユニックを、サティアンの裏手の倉庫の入り口にまで運ぶ。


倉庫の入り口は坂になっているため、安定が悪く入り口ぴったりに付けることが出来ない。



なので、少し離れたところからアームを伸ばして、できる限り倉庫の入り口に近づけていく。


あまり近づきすぎるとユニック本体がひっくり返ってしまうので、倉庫の中にまで運ぶことは出来ない。



続いて、倉庫内部の天井にあるクレーンを入り口ぎりぎりまで持ってくる。


ユニックの時と同じように、ベルトをクレーンに引っ掛ける。


ドラム缶は倉庫の外にありまだ数メートル離れているが、斜めになったまま、少しずつ倉庫の中へと引きずり込んでいく。


クレーンの真下にまで運べたら、後は簡単、つり下げて倉庫内をどこでも好きな場所へ運ぶことが出来る。