スイートポテトコロッケ④ | 法友(とも)へ

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さすがはK正悟師。


あの時代に、よく暖かいスイーツを知っていたものだと感心する。



ここで、K正悟師がなんだか悪戯っぽい顔をしていたのでどういう事なんだろうなと思っていたら、その理由が数日後に判明した。


歌舞伎町店のメニューの試食のために、麻原が弁当屋にやって来たのだ。


これはかなり珍しい事である。



で、K正悟師は何をやったのかというと、僕がK正悟師にやったのと同じように、何も言わずにスイートポテトコロッケを差し出したのだ。


実際に歌舞伎町の店で出すときと同じように、小さな紙袋に入ったコロッケを一口食べた瞬間に、麻原は「おっ!これは?」と声を上げた。


そして、にっこり笑って「こういうのがいいんだよ。」と言ったのである。



観念の崩壊作戦成功。(笑)


スイートポテトコロッケが、オウムのお弁当屋さん歌舞伎町店でメニューとして正式に採用された瞬間だった。



この試食会で採用されたメニューは他にもあったのだが、麻原をビックリさせることが出来たのは、このスイートポテトコロッケだけだったのだ。