テレビのニュースを見ていて驚いた。
リシンはトゥー先生が警戒すべき生物兵器として、挙げていたもののひとつだからである。
リシンは自然毒の中では、第一候補に挙げられる。
サリンのように合成する必要もない。
自然界に大量に存在しているのだ。
リシンが体内に入ると、細胞が破壊され、血圧低下、呼吸困難となり、死に至る。
エアロゾル化出来るために、簡単に兵器として使用出来る。
しかも、抗生物質は効かない。
ワクチンも血清もない。
人工的に栽培することで、大量生産も可能。
なんとも恐ろしい毒物なのだが、日本でも普通に犯罪に使われた事が驚きである。