続いて登場したのが赤プルシャである。
これはある課題を達成した者に与えられる。
ひとつはサマナの課行、もうひとつは杖のイニシエーションである。
サマナの課行はかつての量産型の小型のプルシャを赤く塗ったもの。
これはオウム字である。
杖のイニシエーションはオウム字ではなく、五大エレメントのア、ヤ、ラ、ヴァ、ラとオウム、サティアンの7種類の文字のレリーフになっている。
実は7種類と言いながら、オウム字の赤プルシャは超セミのプルシャと同じものである。
なので、本当は6種類というのも、いかにもオウムらしくて笑えるところだ。
これらも元は白のものを上から赤く塗っただけである。
そのため赤プルシャとはいいながら、擦れたところは塗装がはげて白地が見えてしまっている。(笑)
この八つの赤プルシャには、安全ピンが付いている。
そして最後に登場するのが、オウム字の大型プルシャの改良版である。
これは周りの花弁がとがっておらず、小型のプルシャと同じように丸みを帯びている。
大きさも最初のものよりも若干小さく、厚みもやや薄い。
そして、何よりの特徴は、焼いた後でも反りがないということである。
CSIも最後の最後になってようやく技術を確立することが出来たようだ。
この大型のプルシャは、ヒヒイロカネ袋に入れることが前提になっているために、安全ピンは付いていない。
旧型は、安全ピンのあるなしで解脱特別修法と永代幸福祈願の区別があったのだが、新型にはそれがない。
どちらも同じものである。
まあ、アナハタとマニプーラの違いが有るので、ヒヒイロカネ袋の紐の長さは違ってはいる。
要するに、紐の長さで来世の輪廻転生が違ってくるということになる。(笑)