コメント欄に質問があったので、ちょいと答えておこう。
オウムの教義において、クンダリニーヨーガの成就の条件として、四つの体験というものがある。
これの一番最初がダルドリーであるのだが、このダルドリーがなければその後の三つはただの幻覚という判定となる。
そして、このダルドリーには2種類あることになっている。
一つ目がスヴァディスターナの引っかかり、二つ目がアナハタの風のステージということであり、クンダリニーヨーガの成就の条件は、もちろんふたつ目の風のステージのことである。
スヴァディスターナのダルドリーは、エネルギーが強まり上昇しなければ起こらないので、それはそれで素晴らしいのだがまだステージは低い。
で、このふたつを見極める簡単な方法がある。
グルヨーガマイトレーヤイニシエーションを受けられた方はご存知だと思うが、その時に師が持っているロウソクの炎が通常と全く違う動きを見せる。
麻原は人前で超能力を見せることを禁じていたが、このときだけはサービスしていたということになるのだろう。
この時、ロウソクの炎が通常の2倍から3倍の長さになる。
しかもそれはいつもの先が細くなる卵形の炎ではなく、下から上まで同じ太さで一番上が平らになっている。
まあ、ようするに、円柱型の炎になるということだ。
長さが10センチほどもある炎が、揺れる事もなく真っ直ぐに伸びるのを見ていると、なんだか不思議な気がしてくる。
やり方は簡単で、ロウソクを手に持ってアナハタに意識を集中させるだけだ。
自分のステージを確認したければ、実験してみればいいと思う。