【  新しい テスタメント(契約)】




異邦人の間に宣べ伝えさせるために、

御子をわたしの内に啓示して下さった時、

わたしは直ちに、血肉に相談もせず

(ガラテヤ1:16)





ユダヤ教を信じていたころの私の行動については、

あなたがたはすでによく聞いている。すなわち、

私は激しく神の教会を迫害し、荒しまわっていた。 


そして同国人の中で私と同年輩の多くの者に勝って

ユダヤ教に精進し、先祖たちの言伝えに対して、

だれよりもはるかに熱心であった。 ところが、


母の胎内にある時からわたしを聖別し、

み恵みをもって私をお召しになった方が、 


異邦人の間に宣べ伝えさせるために、

御子を私の内に啓示して下さった時、

わたしは直ちに、血肉に相談もせず、



 また先輩の使徒たちに会うために

エルサレムにも上らずアラビヤに出て行った。

それから再びダマスコに帰った。



http://bible.com/1820/gal.1.13-17.口語訳

(  ガラテヤ人への手紙 1:13〜17   )





天の神さまは、パウロに対して

異邦人への宣教をさせるために

キリスト イエスを啓示しました。



ユダヤ人として幼少期からずっと

宗教的な教育を受けていた彼は、

当時「サウロ」という名前でした。


主の道を生きる者を迫害し、

投獄したり処刑をしたりして

それが真に神の望まれること

であると確信していました。 




そのようなパウロに対して、

主イエスが啓示されたのです。



これこそが神に喜ばれるやり方だ!


と思ってやってきたことの全ては

間違いだったと教えられました。



肉親や縁者には相談など出来ず、

すぐ新たなる行動を起こす必要が

ユダヤ人サウロにはあったのです。


神の摂理は深淵にして偉大です。


迫害者であるユダヤ人のサウロを、

宣教者パウロに生まれ変わらせて

全世界の人々へ向けて布教をする

キリストの道を切り開いたのです!



多くの書簡を書き残したパウロ。

手紙の一つひとつは、世界各国の
キリストを信仰する者の集まり、
教会に対して宛てられたものです。

しかし、その文章を「聖書」として
信仰を持って読む時、それぞれ時代、
地域、文化、環境、事情に合わせて
その意味を解き明かす事が出来ます!


頭の知識や理性による解釈だけでは、
真実なる神の摂理は読み解けません。


心からの愛、無限の力強い救いは、
天の神様から受け継いだものです。

愛を糧として生きる人の子だからこそ、
愛そのものなる神の子を見出すのです。

十字架を通して全人類に救いの道を
示して下さったJESUS(イエス)は、
いまなお共に生きて働いています!



人が自らの意思によって
神様の方へ向かうために
生まれ変わろうとする時、
水の洗礼を授かります。

JESUSを救い主として受け入れ、
キリストを信仰する者となって
この世に生きて行く人にとって、
神様は特別な恵みを与えます。

人は聖霊の宿る神殿となって、
神の光と愛をこの世にもたらす
貴重な働き手となれるのです!

永遠に続く命にいたるまで、
それはいつまでも働きます。


パウロは、天からの啓示によって、
人の子であるイエスが神の子である
ということを告げ知らされました。

異邦人の間に宣べ伝えさせるために、

直ちにパウロは血肉の縁者を捨てて

先輩の使徒たちを訪ね求めて出かけ、

熱心に迫害した相手に教えを請いました。



たとえユダヤ人でなく、神の教会を

迫害してはいないとしても、真実の

神の道を歩んでない者が悔い改め、

真っ直ぐに脇目も振らずに神の道へ

向かって進んで行くことが改心です。


新しい契約を結ぶということは、

古い自分と訣別することによって

新しく生まれ変わることなのです。