激震のハワイ
米国のハワイ州、ハワイ島にある
キラウエア火山の噴火活動ですが、
かれこれこれで三日目となります。
ハワイのイゲ州知事は、3日の夜、
非常事態を宣言してハワイ州の州兵に
災害対応に当たるよう指示しました。
付近住民の約千五百人が避難している
ということですが、山の上からでなく、
住宅地の地面からマグマが噴出するほど
深刻な非常事態だということなんですね。
家屋に溶岩流の被害もあるということで、
住民が巻き込まれる被害には至ってないが、
有毒ガスも発生しているらしいです。
地元メディアによると、一部家屋が溶岩流の被害を受けたが、住民らが巻き込まれたとの情報はない。
キラウエア火山周辺では
マグニチュード6・9の
強い地震が起きており、
有害ガスも検出されています。
キラウエア火山は世界最大級の活火山の一つで、断続的に溶岩流の噴出などが続いていた。
地震と噴火が同時発生しているハワイ州が非常事態を宣言しました。
5月4日午後にハワイ州のハワイ島でキラウエア火山が噴火し、それから何度も爆発的な噴火が発生。一部の住宅街では道路から溶岩が噴出するほどで、イゲ州知事は夜に非常事態を宣言しました。
5日になっても噴火の勢いは収まらず、更には火山性と見られる強い地震が連続で発生しています。地震の中にはマグニチュード6.9と震災クラスの規模もあり、ハワイ州は州兵の派遣も決定しました。
現在は約1500人の地元住民が避難中で、約1万人の島民にも避難指示が出ています。負傷者などの報告は無いですが、既に複数の住宅や施設が全壊しているとのことです。
欧米メディアは緊急特番の体制で報道しており、今も噴火と地震をリアルタイムで中継しています。
米国立気象局の太平洋津波センターは地震の発生を受け、「一部の場所では海水位がわずかに変動する可能性がある」と指摘した。ただ、津波の発生は予想していないという。
電力会社の広報担当は、地震を受けハワイ島で1万4000世帯以上が停電したと明らかにした。
ハワイ郡市民防衛当局によれば、沿岸部では地震の影響で4、5件の地滑りが起きた。レイラニ・エステーツでは5つ目の噴火口が開いたという。