不信仰と かたくなな心
週の初めの日の朝早く、
イエスはよみがえって
まずマグダラのマリヤに
御自身をあらわされた。
イエスは以前に、この女から
七つの悪霊を追い出されたことがある。
マリヤは、イエスと一緒にいた
人々が泣き悲しんでいる所に
行って、それを知らせた。
彼らは、イエスが
生きておられる事と、
彼女に御自身を
あらわされた事とを聞いたが、
信じなかった。
この後、そのうちのふたりが
いなかの方へ歩いていると、
イエスはちがった姿で
御自身をあらわされた。
このふたりも、ほかの人々の
所に行って話したが、
彼らはその話を信じなかった。
その後、イエスは十一弟子が
食卓についているところに現れ、
彼らの不信仰と心の頑なさとを
お責めになった。
彼らは、よみがえられた
イエスを見た人々の言うことを、
信じなかったからである。
そして彼らに言われた
「全世界に出て行って、
すべての造られたものに
福音を宣べ伝えよ。
信じて洗礼を受ける者は救われる。
しかし、不信仰の者は罪に定められる。
信じる者にはこのようなしるしが伴う。
すなわち、彼らはわたしの名で
悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、
へびをつかむであろう。
毒を飲んでも決して害を受けず、
病人に手をおけば、いやされる」
主イエスは彼らに語り終ってから、
天にあげられ、神の右にすわられた。
弟子たちは出て行って、
至る所で福音を宣べ伝えた。
主も彼らと共に働き、
御言に伴うしるしをもって
その確かなことをお示しになった。
マルコによる福音書 16:9-20
JA1955
http://bible.com/81/mrk.16.9-20.ja1955
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