【 オオアサ電子 ハイレゾスピーカー 】
島根県との県境、
広島県北広島町に
本社を構える
オオアサ電子は、
「新機能性素材展2017」
（2月15～17日東京ビッグサイト）
というイベントにおいて、
昨年12月に発売された
ちょっとお洒落な
新型のスピーカー
を披露しました。
高さ1mほどの円柱形で、
白い漆喰でできています。
灰皿スタンドの様でもあり、
どんな機能を持つアイテムか
一見しただけでは分かりません。
この新しいタイプのスピーカーは、
プロもうならせる音質だそうです。
スタンド名
製品名は、
「エグレッタTS1000F」。
360度どこからでも同じように
ハイレゾの音楽が楽しめます。
豪華客船「飛鳥II」
のラウンジにも
設置されています。
流れている音楽を聴くと、
非常に深みを感じる様な
心地いい音だという意見も
多く寄せられています。
さて、この新しい
タイプのスタンド。
その秘密はどこに
あるでしょうか。
住友精化と産業技術総合研究所が
共同開発した新素材を使用して
製作された特殊フィルムにより、
その能力が発揮されるそうです。
「フィルムを蛇腹状に折りたたみ、
横方向に伸縮して空気を振動させ、
音を放出しています。その結果、
普通のスピーカーだと音が割れて
聴きにくい高音域でも、この
スピーカーはきれいな高音を
発することができます」
同社の関係者は説明しています。
可聴帯の領域から、
50kHzを超えるほどの
ハイパーソニック領域まで、
音を出すことができるそうです。
「いい音を聞いていると
心地よくなるものですが、
不思議と眠くならない」
ということもあって、
自動車メーカーからは
注目されているそうです。
5年前に第1弾目のスピーカーを発売し、
今回のスピーカーで第4弾目になります。
現在の価格はペアセットで35万円。
主に直接販売を行っています。
今はまだ、音楽の専門的な
オーディオショップを選んで
販路を開拓していく方向に
進んでいる模様ですけれど、
車のオーディオに参入すれば、
素晴らしい音を楽しむユーザーも
たくさん増えてゆくことでしょう。
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