【 世界は家族、人類みな兄弟 】
この世界というのは、
一つの大きな家族です。
その家族を形成する人は、
色々な種類の様々な存在。
みんなそれぞれ違うけれども、
全て必要な仕事をしています。
誰ひとりとして不必要なもの、
役に立たない存在はありません。
そして、この世界の在り方は、
一つの階級だけでは成立しない。
全ての人は本当に必要な存在で、
とても大切な、尊い存在だから。
正直な心をこそ大切にしていれば、
本当の意味での正義というものも
だんだんと理解できるようになり、
自分自身の生活が改善されてゆく。
人がこの世を生きる上で大切なのは、
誠心誠意に真心をこめて生きること。
キリストにおける精神性の真髄でも、
神を愛すのみならず、人を愛すこと。
いくら洗礼だとか集会の典礼、祈り、
罪の告白によるこの世の赦しを得ても、
心に愛が無ければ、何の意味も無い。
私は鳴るドラ、響くシンバルと同じ。
(・ω・)ノ✨
多くの人は宗教分派にこだわりすぎ、
本当の真理のあり方に気を留めない。
むしろ自分自身に都合のいい解釈を、
天地自然より優位にさせようとする。
【 世界を救うのは高い人間性 】
ナポレオン・ボナパルトによれば、
「たとえ戦時中においても、道徳心は
物質的支援より十倍勝る」と言われる。
(サミュエル・スマイルズの自助論より)
立派な人格こそは人間の最良の特性。
良い人格は社会の良心として尊ばれ、
国家の原動力ともなりうる大切なもの。
スティーブン・コビー博士も認める処。
世界を支配するのは暴力などではなく、
高いモラルと優れた人格以外にはない。
歴史をひもとけば、そのことがわかる。
勃興した勢力も腐敗と堕落で衰退する。
多くの人々によって敬愛されるのは、
強い武力や理念でなく精神の崇高さ。
形式のみの思想は何の役にも立たず、
高潔な態度と内面の美こそ人を誘う。
ナポレオン・ヒルの成功哲学には
「思考の現実化」が言われますが、
思考の持ち主たる人間の奥にある
「人格の完成」こそが大切なこと。
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーは、
「裕福な実業家の人生は2つの部分から
成るべきだ」と主張する。蓄財の期間、
そして富を大衆に分配する期間である。
巨万の富を得たあと、彼は後者を選ぶ。
「人生を価値あるものとするためには
博愛精神が必要だ」という信念のもと、
生涯をかけて慈善事業に携わっている。
蓄財は偶像崇拝の悪い種の一つであり、
金銭崇拝ほど品位を下げる偶像はない。
裕福な人はその富を浪費するよりも、
社会がより豊かになるために使うべきだ。
by アンドリュー・カーネギー
(・ω・)ノ✨✨✨✨✨