クーリッジ大統領物語14.   

やぶからへび

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第14話
藪の中から蛇が出る


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


クーリッジは、その
『自叙伝』の中では、
何よりも次のような
一原則を選んでいる。


だれかほかの人なら、
皆のためできるであろう
というようなことでも、
何もしないでいようか
ということがある。と。


その言葉の真意は、
悪には加担しない!
という姿勢でしょう。
歴史が物語っています。


実際には、彼はもう一つ
別の原則も加えました。
それはできるだけ口数を
少なくするということ。


いつも彼が、
無情な調子で
いうことに、

「自分が何もいわない
からといって、その
迷惑が我が身にかかる
ことは絶対にないよ」と。


沈黙は最良の護身術であり、
外界を挫折せしめるのだと。
この世を安全に生きるため、
むやみにやぶをつつかない。

そしてむやみに
つぶやかない。
「被災地なう」とか、
軽軽しく言わない!

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やぶから蛇が出てきたら、
人の力では手におえない。
それは賢い人の知恵であり、
愚か者の滅びのもとになる。




♪♪♪(=゚ω゚)ノ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


いつだって、
君の言葉が
この暗闇を
切り裂いて
くれている。

いつか、そんな言葉が、
僕のものになりますように。
そうなりますように。


From  ジターバグ
Song by Ellegarden

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪(=゚ω゚)ノ♪♪♪♪♪





悪い方向へ流れようとしている
時のベクトルを、正しい方向へ
修正する働きが、沈黙という力
にはあるということでしょうか。


いや、むしろそれは、
沈黙の中にありつつ
心を向ける相手が、
人ではなく神だと。


クーリッジ大統領の
信仰心というものは、
見せかけでもなければ
お為ごかしでもない!

あ、( ̄O ̄;)
おためごかしなんて、
そんな難しい日本語は
誰も知らないですよね。
(;^_^Aごめんなさい!


しかも、外国人の友人も、
このブログを読み始めて
いるみたいですから、

あまりはっちゃけては
なにを言っているのか、
わかりませんですよね。

じっさい、「わかりません!」
とかゆわれたし。(>人<;)
でも、彼女は今ではもはや、
日本語の先生なのにね。

(=゚ω゚)ノ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪




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つまりすなわち、
クーリッジの本音は
虚栄の信仰でもなく、
偽善でもありません。


クーリッジは本気で、
神に切実に願うなら、
国を立て直すことが
できると信じていた
ということですね。


引き寄せの法則という
成功哲学は、最近でも
巷によくあふれてます。


ザ・シークレットの本も
大ベストセラーになり、
映画化されたりDVDに
なったりもしています。


信じることで夢がかなう
ということは、昔からの
少年漫画やアニメからも、
その主題を見いだせますが。
\(//∇//)\


現実世界に必要なものは、
感謝と喜びの感動する心。
愛と希望を信じる精神。
平和な未来を担う決意。


そして、大切なことは、
弱肉強食の競争ではなく、
共存共栄の世界を創造し、
豊かさを分かち合う心です。

利権がらみの損得勘定で
歴史の認識を変えるのは、
それはもうアカデミズム
だなどとは呼べません。


「学術的研究活動の対象」
などではありません。
政治活動によるメディア
を利用した役割でしかない。

それはもはや「歴史学」
とは呼べるものでない。


歴史という学問自体に、
興味を持つ人がいなく
なってしまうでしょう。

歴史とは過去の事象を
単に追随することなど
ではなく、現実世界に
躍動して生きている、


現在進行形の時の流れ。
それは現実世界での問題。


歴史が生き物だとしても、
SFだのオカルトだのと、
都合の良い批判と評価を
することは出来ません。


それは、
何故か?


人の魂は永遠だからです。
生きて動いて呼吸をする、
情熱的でダイナミックな
エネルギーに満ちたもの。

誰も知らないだろうから
変えてしまえという事は、
そうは問屋が卸しません。

流通センターでストップ☆
(=゚ω゚)ノしてしまうものです。


難しい歴史認識論などでは
なく、意思疎通の問題です。


歴史研究というものは、
そもそも主観的な認識
の相違から始まります。


古い時代の人間は肉体
は滅んで地に帰るけど、
新しい世代の人たちは
昔の時代を知りません。

人の肉体は古くなるけれど
起きていた出来事自体は、
いつまでも古びることなく
永遠に新しいままなのです。

人の魂も永遠に古くなって
滅びることは無いのですが、
魂の存在自体を信じない人
がいることも事実です。


その人の見方によって、
全く異なる時の流れが
出来てしまうものです。

なってしまうものです。


ある人の評価によれば、

「沈黙の信条に関係ない時、
   嘲弄的な調子で生活し、
   彼のユーモアは辛らつで、
   予想もつかぬものだった」

などと言われたりもします。

ハッピーラッキースマイリー
による見解といたしましては、

面白おかしく取り上げている
事からもお分かりいただける
でしょうがそれは紛れもなく、
単なるギャグです。*\(^o^)/*



彼自身の中では、人に対して
面白おかしくユーモアを感じ
とってほしかったのではと。

心を開いて人の愛を寛容に
受け入れられる人になって
欲しかったのではないのだ
ろうかと、推察いたします。


★★★★★★★★★★★★★★★


しばしば彼の眼は、
誰かをひとひねり
してやろうとする、
光をおびて輝いたとか、

針を刺すような言葉が、
固く結んだ唇をついて
飛びだしたのだとか。


何言う天然、いや、
なにを、ゆうてまんねん!

一国の長たる大統領はんが、
シークレット・サービスを
呼び出したくらいのことで、
何をとやかくせめとんのや?

ちやんと仕事してはるかなー、
ゆうてから、きちんとみんなの
仕事っぷりを見とるちゅーとる
やないかい!(=゚ω゚)ノ☆

あ、あかんあかん。
標準語しゃべらな、
バーモントなまり
がでてまうやろ!
\(//∇//)\


♪♪♪♪♪♪♪*\(^o^)/*♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


ある時には、

何のあてもない
いたずら気分で、
室内のベル全部を
一時に押しておいて、
姿を消してみたり、

召使いたちをからかったり、
護衛の秘密警察員に向かって、
面白くもない悪ふざけをして
楽しんだりしたといわれます。


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悪ふざけ?そりゃ意地悪は、
された方はおもしろくない
かもしれないけれど、それ
を許す心の寛容さが大人の
器なのではありませんか!


そしてまた、
こういう話も。


彼は時には短気かつ下品で、
その淑やかな夫人が理解に
苦しんだほどであった、と。

「クーリッジ効果」で調べたら
分かるお話ですが、下世話な
アメリカン・ジョークですね。

ニワトリの交尾に関する話を
聞いた大統領が、人間の夫婦
における営みになぞらえて、
下品な話をしたとされる噂話。


もしそれが本当なら、
「サイレント・カル」
だなんていわれない
と思うんでくけどね。




ホワイト・ハウス案内係
の人の記憶によるなら、
激怒したときのかつての
セオドア・ルーズベルト
でさえも、クーリッジに
くらべると柔和な方だと。



て、ゆうかさ。
ホワイトハウスの案内係て、
そんなに、偉いんですか?

日頃沈黙を守ってる大統領が
人一倍厳しく怒るというのは、
深い事情もあることでしょう。

国家の安全、
政治的平和、
人民の幸せを
心から願って


実際に誰よりも成果を
あげている大統領が、
何故、怒っていたのか。


それはそれは深い事情が
あったことでしょうね。

沈黙の自己防衛を護身術と
していたとしても、やむを
えないこともあったのだと。


やぶの中から蛇が出ても、
人の力ではどうにもならず。
だからと言って沈黙のまま
いる訳にもいかない状況。

クーリッジの心境は、
いかばかりでしょうか。

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