問題を解決する能力



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よく若手の新入社員は、
何かを報告するときに
ある大切なことがらの
確認をせまられます。


現実に起きた出来事に関する
事実と判断と解釈の違いです。
これは仕事をする人間にとって
必要不可欠な問題解決能力です。

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それは実際の事実なのか?
それともそれは、単に君の
中での解釈なのだろうか?  
もしくは君の意見なのか、と。



自分の意見を主張するのか、
それともありのままの事態を
きちんと正確に報告するのか、
思い込みを伝達してしまうのか。


その時の必要に応じて的確に
大事な情報を処理しなければ、
会社の業務を遂行することに
非常な困難が発生するのです。
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これは経験を積んでいるから
できるというわけでもなくて、
経験が浅いからできないのだ
というわけでもありません。

相手にとって必要とするものを
推し量り提供するということは、
仕事の場数がどうとかではなく、
自分自身への学びがあるかです。


一個人であるこの私という存在は、
仲間や団体組織の中において一体
どういう意味を持っているのか、
自分の役割を明確に把握すること。


自分ひとりの能力に過信したり、
相手の好意や信頼に依存したり、
集団行動での規範に無頓着なまま
だと自分の役割が分かりません。

企業体や事業集団などは利益を
共有する意味において、通常時
から突発事態に対応できる人材
の開発と育成に力を注ぎます。

ここにおいて問題解決能力は、
必要不可欠であるだけでなく
組織にとっての最重要課題を
構成するものだとも言えます。


企業の中においては、
企画も営業も経営も、
共通してもとめられる
のは問題解決能力です。

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問題解決の力というのは
事態に対処する力であり、
正しく理解して決断する
判断能力を求められます。


正しい判断能力というのは、
自分で考えられる能力です。
人まかせに誰かに依存せず、
自分から問題を解決します。


情報処理能力も大切ですが、
自分自身の立場を認識して、
どんな状況でどういう展開を
するのか瞬時に判断します。


その現場で責任を持って考え、
冷静沈着な態度で対応します。
そのためには主観性と客観性
の明確な区別が必要なのです。


この違いが分からなければ、
状況判断能力もありません。
問題解決能力を持つ人になる
ことは非常に困難なことです。


世間は資本主義時代でも、
封建主義時代の精神状態の
人は世の中にたくさん居て、
弱肉強食思想も根深いです。


権力者が身分階層の上に立ち、
大衆を隷属支配させる世の中は
表面上終わったように見えても、
その意識はまだ蔓延しています。


自分自身で物事を正しく理解し、
考えて判断し、行動してゆく。
このごく当たり前のことさえも、
できない人が多いのが現実です。

なぜなら自分を支配する者に
心から依存して、身を任せ、
生命さえも預けている場合が
多く、考えすらも人任せです。

その昔、唯物無神論共産主義
を用いて革命を広めるために
とられた手法として「洗脳」
というやり方がありました。

最近では、カルト宗教だとか
その類似した思想から影響を
受ける人に対して表現される
言葉のようになっています。

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しかしここで大切な問題は、
他人に対しての無知や無理解、
偏向的な物の見方や考え方は、
カルト思想と同じということ。


誰か特定の権力者から洗脳を
されているわけではなくても、
自分で自分を本当の現実から
遠ざけているということです。

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ちなみに関係ありませんが、
X JAPANのボーカルの人の話
を聞くと、とてもかわいそう
だと思いますが、これもまた、
世の中の一つの教訓でしょう。

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