この人生で大事なことは、
自由は自分次第ということ。
自由を抑圧しているのが、
自分自身だと気付くこと。
囚われの身から抜け出し
壁を乗り越えて解放される
ために必要な事というのは
自分の中に存在する。
広い視野で見れば、物理的に
他者の抑圧を受ける人もいる。
しかしそれは、
本当に広い視野で見れば
それもこれも全部自分の
自分と自分をとりまく世界との
大きなつながりに意味がある。
自分は世界の一部であり
世界は自分の構成要素。
中核存在として自分の命を
この世界の中に見るのなら
世界そのものさえも、
人間にとってすれば
大切な根本土台であり、
存在の受け皿でさえある。
精神的な問題として
因果応報の法則を
もてあそぶわけではない。
地域や文化、民族や歴史、
それらのすべては自分と関わりを持つ。
いわば自分そのものであり、
自分自身にほかならない。
しかし人は進歩する。
進歩しないのなら人ではない。
いくら攻撃されようが、
しいたげられていようが、
だれか他の人に何かを邪魔
されているわけではない。
もしそれが客観的に
そう見えていたとしても、
それは本当の意味での
すべての原因ではない。
にもかかわらず、自分自身を
省みることもせず、責任逃れ
から他人を批判してみたり、
問題視する者であるのなら、
人生の中に自分の意志により
武装要塞を構築し、そのまま
その中の牢獄にとらわれの身
として幽閉されることになる。
誰のせいでもない。
全ては自分がまいた種だ。
呪いをかけるのをやめること。
自分で自分に呪いをかけるな。
人生は学ぶためにある。
もし人が学ぶことをやめるなら、
それは混乱の闇の中に入ること。
光を求めるのなら、学ぶことだ。
人に求めず、自分に求めよ。
もし人が、愛を持つならば、
誰かを助けようと一生懸命になる。
愛を持たない人間は、
幸せな人生を重荷と感じる。
愛は重荷ではない。
重い責任を伴うかもしれないが、
それは重たい荷物ではない。
幸せ、喜び、希望、平和、愛。
人にとってそれは、
重いものではない。
愛の欠如するところには、
幸せな人生を重荷と感じ、
負担と思わせるものがある。
すべては自分の中から始まる。
自分から変えようとしないと
なにも始まることもない。
愛の充実は人生の充実。
そのために苦しむなら、
むしろ人は快く受け入れて
甘んじて耐え忍ぶことであろう。
愛は人を強くする。
愛によって人は強くなれる。
愛が人を強くするのは、
人にとって愛が必要だから
