危険予知と安全確保についてのまとめです。

危険予知とは


KYというのは、危険予知という意味です。空気が読めない人のことではありません。危険な仕事に従事している場合、職場を管理する上では、KY活動が必要とされます。KY活動をするということは、大きく4つの段階に分けて危険を未然に防ぐ対策が取り組まれています。①仕事をする上で危ないことがある場合、危険な箇所を発見して問題に着目すること。②危険を予知するための活動として、全員が参加し、意識を一致させること。③事故や災害が絶対に発生しないように、各自で責任をもって真剣に考えること。④職場全体で安全性向上の目標を明確にし、常に安全を保つための取り組みをし続けること。という4つのことに集約されます。

12月29日 3:30 Simplog

人はお互い支えあう


危険予知活動というのは、実際にはどんなものでしょう。本当のKYというのは、実のところ各個人だけですることではないのです。各個人が自分自身で責任をもってするのは、即時危険予知です。SKYトレーニング。作業従事者全員で行われ、集団的な取り組みがなされ、お互いに気をつけあうのが危険予知活動というものです。KYは本人の自己管理責任だけの問題ではありません。職場全体で取り組むことにより、初めて危険予知活動となります。各個人単位でなされる危険予知というのは、『SKY』『即時的危険予知』というものです。危険回避のために念入りに、安全対策を確実にするための自分へのトレーニングです。集団でなされる危険予知活動というのは、一般的には、4ラウンド方式というやり方が採用されています。

12月29日 3:35 Simplog

どんな危険か予知する


4ラウンド方式というのが、一般的な危険予知活動です。シンプルに要約すると次の通りです。①危険の所在と防止対策を、作業者メンバーが全員で考えて、②各自が意見を出して話し合う事により、③潜在する危険を浮かび上がらせ、④具体的な対策を決定していく活動。ということです。 4ラウンド方式と言われている危険予知活動こそ確実であり、最も効果的なやり方である!と一般的には思われています。第一ラウンドは、現状把握です。現時点の状況には一体どんな危険が潜んでいるのかを、認識することです。

12月29日 3:47 Simplog

危険の意味を理解する


第二ラウンドは、本質追求です。危険のポイントを洗い出すことで、どういう事故や災害が発生することになるのかを、理解することです。たった一人のだれかがかけたとしても、危険予知活動というのは成立しないということを理解してください。現場の状況は常に変わり続けているもので、現場はいつも生きて動いています。危険予知能力がしっかりと発揮されるためには、常に冷静沈着で、不動の心を養い、臨機応変な状況判断がとても大切です。

12月29日 3:53 Simplog

危険回避をどうするか


第三ラウンド対策の樹立『あなたならどうする?』を自分自身でよく考えて、イメージしてみて下さい。実際に、どういう風にしたら危険を回避することができるのかということを真剣に、自主的に、積極的に、そして何より能動的に安全対策に取り組みましょう。実際に自分の身を守ることができるのは、その本人だけです。現場では、自分自身だけが自分を守るのですから。仕事をするということは、自分を守る責任というのもあるのです。

12月29日 3:59 Simplog

安全確保に必要な目標


第四ラウンドで、目標の設定をします。『私たちはこうする!』ということを明確にかかげて、それを守りましょう。事故や災害は、誰かが守るとか、誰かに助けてもらうということでは遅いのです。未然にあらかじめ防ぐことが大切です。仕事にまつわるトラブルが発生した場合、その作業の管理者や監督者が責任者になります。しかしながら、危険予知活動をすることは、自分自身が責任をもって身を守る姿勢を持つこと。より効率的に安全性を高めることにもつながります。

12月29日 4:01 Simplog

4つの段階を経ることで
作業の危険を一つずつ
ピックアップできるため、

あらゆる危険に際して
安全確保ができる
ようになります。

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