クーリッジ⑥減税と経済回復

クーリッジ大統領⑥
減税と経済回復



ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

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カルビンクーリッジ大統領といえば、

「人民のために減税政策をしながら、
   なおかつ、経済回復をなしとげた」

ことで最近になってから特に

注目されている政治家です。


クーリッジ大統領にとって、

議会との関係を控えることは
「実践的主導権を握るのを
   よしとはしない彼の姿勢」
にとても適したやり方でした。


前任者であるハーディングと同じく、
彼もまた次のような考え方でした。

「連邦政府が関与する事業
   は必要以上に多過ぎる！」

どこかの国の事情とよく似てます。

★★★★★★★★★★

Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ{oh!我が国の現状ダゾ...

(＠￣Д￣＠；){前任は死んじったけど

(￣Д￣)ﾉ{なんとかしなきゃダゾ‼︎

(￣￢￣*){ここはオラがやるか...!

★★★★★★★★

だからこそクーリッジ大統領は、
政府をうまく効率的に統括する
ことに時間を費やすべきである、

と考えていたのです。

こそこそと影に回って、

いろいろな方面からの

コネクションを利用し、

時間をかけるよりはと。

クーリッジが熱心に推進した
数少ない計画の中でも、特に

重要なのは減税の政策でした。

1923年のメロン減税計画。
これはハーディング政権と
クーリッジ政権で在職した、

保守派の財務長官
アンドリュー・メロン

(Andrew Melon)に

ちなんで名付けられてます。

なんとも美味しそうな

減税計画ではないかと。

名前の響きだけですが。

★★★ψ(｀∇´)ψ★★

積極姿勢で前向きに取り組む
減税計画ではありましたが、

クーリッジ大統領としては

こと立法の過程に関しては、
沈黙を守っていたものです。

それは、ほかの19世紀の

大統領達と同じ姿勢でした。

しかしながらそれでもやはり、
経済に対する連邦政府の関与
を減らす法は別の問題でした。

なぜなら現実問題として、

この問題に取り組まない

ことには、合衆国人民の

経済的な幸福がないから。

ハーディングの前任、ウィルソン

大統領の時代に合衆国の人民は、

ファシズム独裁やヨーロッパでの

不毛な戦い、巨額なる財政赤字、

不況、そしてうなぎ登りの失業率

を経験しているのですから、減税

による民衆生活向上は、まさに、

革命的な政策でもありました。

ウィルソン時代以後、共和党の

ハーディング氏が政権をとり、

減税を行って経済の立て直し

はこれからと思いきや汚職等

で足を取られてしまいます。

わずか2年でハーディングは急死

してしまいます。当時、副大統領

だったクーリッジは大統領へ就任。　

クーリッジ大統領は、

ハーディングの経済政策を

継承しつつも自身の哲学に

よる強い政治を推し進め、

アメリカ合衆国の存亡の

危機を回避していきました。

クーリッジ大統領の業績は、

歴史的に偉大なものです。　

クーリッジはその在任中に、

なんと4回もの大減税を行い、

財政赤字を削減させています。

   アメリカの税収は、

   23年22.3億ドルから

   29年の16.9億ドルへ。

   これは実際のところ、

   20世紀最大の削減率！

さらに財政を均衡させて、

アメリカ史上空前絶後の

好景気をもたらしました。

グレートギャツビーの時代ね。

クーリッジの在任中には、

アメリカ人は平和を謳歌し

生活水準は飛躍的に向上し、

失業率は最低となりました。

自動車やラジオなどの

工業製品は次々と出荷され、

エジソン、フォード、

ファイアーストン、ディズニー

といった実業家たちは、

空前の富を手にしています。

そして同時に一般人も

次々と貧困を脱して、

この世の幸せな豊かさ

を味わう時代になります。

引き寄せの法則の元祖である

ウォーレス・ワトルズ氏は、

ちょうどこの頃の19世紀から

20世紀にかけて活躍しました。

全世界を旅して回る大実業家、

川島和正さんの監訳バージョン

三笠書房の知的生き方文庫版が、

読みやすくてためになる本です。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

一部引用してみます♪

自分の夢や理想とは逆のことを

イメージしてしまうのだったら、

望んでる希望は現実化しません。

病気について色々と調べてみたり、

病気の事ばかりを考えていたなら、

健康になることはできません。

罪に目を向けて、罪のことばかりを

考えていれば、正義は広まりません。

貧困について調べたり、

考えていたりした人でも、

自分が裕福になった人は

どこにもいませんでした。

病気の研究から生まれた薬は、

新たな病気を増やしています。

罪にばかりこだわる宗教は、

むしろ罪を広めてきました。

貧困に焦点を当てた経済学は、

世界を貧しい人で満たします。

貧しさについては、みだりに

口には出さないことです。

意識を向け、心を悩ませても

いけません。気にしないこと。

原因をとやかく考えることも。

それはすでに関係ないことです。

あなたが目を向けることは、

そこから抜け出す方法です。

       ( 途中省略)

血も涙もない人間になって、

貧しい人の声に無関心であれ

と言ってるのではありません。

これまでの歴史の中において

社会が試みてきたような形で

貧困をなくそうとするのは、

間違いです。

貧しさ、そしてそれに関連した

あらゆることについて、自分と

は切り離して考えてください。

価値のあるものを、

創造してゆくこと。

そこに集中しましょう。

（途中省略）

幸せを創造をするということの

過程の中において富を得た人は、

大勢の人にその道を示し、

希望を与えています。

自分の意志の力で、

貧困という考えを

頭の中から遮断し、

決意と信念をもって、

豊かさに焦点を当てて

イメージをしましょう。

人の不幸を意識するのでなく、

幸せについて集中するのです。

第九章  意志の法則  より抜粋

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

生活の便利さについては、

多くの国民がこれを享受

できる時代になっていき、

世界にも広がるのでした。

合衆国の人民は、なんとも

恵まれた幸福を味わうことに

なっていったのでしょうか。

歴史が見直される所以ですね。

   クーリッジ在任中、

   一人当たりの所得は

   522ドルから716ドル

   へと上昇しています！

★★★★★☆☆☆☆

Σ＼(￣ｰ￣;)

日本円にして、年収が五百万

から七百万になったんなら、

すごくありがたいことダゾ‼︎

:*:・(￣∀￣)・:*:

減税政策と経済回復を一度に

やっているんだから、単なる

数字だけの生活向上だけでは

なくて、本当に幸せな時代を

もたらしていたんだろうね。

(＠￣Д￣＠；)

そりゃ、しんちゃんも

びっくりするわな...

ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

もし、

日本で減税政策と経済回復を

一度に出来たら、そりゃあ、

大騒ぎになりますよね☆

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