星空童話『メテオくん』


中編『さよならメテオくん☆』


①あるひとつの状況に対し、


②何かの条件が加わる時に、


③その結果成立する情態を、


④人間が予測することは、可能なこともあれば不可能なこともあります。



⑤そういう成果というのは、観察する人の心次第で、印象がとても変化してしまいます。



⑥もしかりに、人の心の中に、ゆるぎない絶対不滅な不動の精神が構築されていたならば、外部からどんな事象が発生しても、恐怖や混乱や失望に襲われることはありません。




⑦愛の目覚めは平和な心を呼び覚まし、希望と喜びを確信に結びつけてくれます。


⑧やがていつかは古いものが過ぎ去ります。しかし、新しく生きる命の力にみちあふれていなければ、初めからあるものが最後まで残っているとは限りません。


⑨｢時の流れさん｣は止められません。無理に止めようとしたら、今度は｢物事の道理くん｣が引っ込んでしまいます。





⑩宇宙の秩序はユニバースくんです。単なる宇宙空間のスペースさんではないんです。全体的な流れが大切なんです。人は賢く生きないと、高い次元にいられませんから。



⑪管理し、監督して、経営する立場にいる人の悪口を言っても無意味です。そんな不毛な態度ではなく、自分自身が新しく生まれ変わるなら、景気変動なんかに左右されたりはしません。


⑫メテオくんがもたらしてしまった大惨事の悲しさばかりに気をとられてたら、メテオくんが人類に伝えたかったメッセージが聞こえて来ないんです。