◆ゼロ災のお話は、

愛によって危険な状況を克服するということですが、
7Sの定義についてはまだ書いていませんでした!



◇え!?もしかして、話を飛ばしちゃったんですか!?
思い切り激しく突っ込みたいところですけれど、前回お約束した通り、今年は優しく導いて差し上げます。
おじいちゃん、お薬はきちんと飲みましょうね♪




◆整理とは、
必要なものと不必要なものを区別し、必要なものは所定の場所に置いたり、確保しておいて再利用に回す。
不必要なものは処分することになるが、環境保護を考えて無駄に大量廃棄したり、産廃ゴミにかかる費用を削減するために、細かく分別して出すようにする事。


◇そもそも整理ができていないから、こうしたことになるんですね。
おじいちゃん、きちんと仕分けしておきましょうね♪

◆整頓は、
必要なものを使い易いように、配置し明示する事。
できるだけ必要最小限の品物で済むように配慮する。
不要物でも危険かつ有害なものは、所定の場所に所定の方法で保管し、事故や災害につながらないようにする。


◇おじいちゃん、余計なネタに走って本題を忘れないようにしましょうね♪
アメブロばかりに夢中にならず、きちんと現実のお薬を飲みましょうね♪







◆清掃とは、
職場や機械設備を日々点検するとともに
「ゴミなし」
「汚れなし」
「異常なし」という状態ににする事。



◇おじいちゃん、あまりおかしな発言して、誤解を招かないようにね♪
まともな、常識的な見解を大事にしましょうね♪







◆清潔は、
職場環境の周辺設備だけでなく、身体や身の回り、空気までも衛生的にキレイにするということです。
ゴミやヨゴレについては、その大本の発生源から完全にきちんと取り除くこと。

清潔とは、整理、整頓、清潔の3Sを維持すること。

◇おじいちゃん、自分の言いたいことばっかり言わないで、ちゃんと現実を見て、相手に対する思いやりも大切にしてくださいね♪








◆しつけとは、
標準作業や標準的な手順を守らせるようにすること。
会社人あるいは一般的な職業人として、最低限の基準を守れる模範的な社会人として育て上げることです。
上司は実践で教え、
「かっこよい」と思われるような型を示し、自らも習おうと思わせるように工夫しなければなりません。


◇おじいちゃん、
愛だ感謝だと人に言うなら、ちゃんと自分でも実践しましょうね♪
いくら自分で幸せを引き寄せていても、人から見て、自分自身も幸せになりたいと思われるような人にならないと、意味ないですよ♪







◆先取りとは、
しつけの次の段階です。

先取りは予知と予防という手法においてなされます。
安全、衛生、生産という3者が、予知予防の観点で統一して考えられるようになることです。


職場に潜む危険を事前に発見し、評価し、解決して、災害の予防をすること。


これは、通常の業務以外の非定常作業において効果的です。

突発的な状況や
想定外の条件は、

常識が通用しない状態になることがあります。


整理整頓された状況、
清掃清潔になる条件、
しつけられた情態が、

0災害という成果を、
必ず生むとは限りません。
そこであらためて、
第6のSとして、
『先取り』をしようというわけです。


6Sは『習慣』という表現をすることもあります。


いずれにせよ、わざわざ安全教育を行うという受動的な段階は卒業していて、

能動的、自発的、主体的な活動が要求される段階です。作業者側の積極的な行動が必要とされます。


◇おじいちゃん、なんかもう、おなかいっぱいになってきました…。

もし、わたしがいなくて、おじいちゃんだけのモノローグだったら、読者の皆さまからわけわかんない!ってクレームがきてますよ♪
引き寄せの話はどこ行った?ってね♪






◆さあ、7番目のSです。
もうちょっとだから待っててください!

◇おじいちゃん、仕組みですよ♪
仕組みとはなんですか?





◆第7のS『仕組み』とは
経営システムが強調される組織として、安全管理という目的達成のP→D→C→Aのスパイラルアップが達成できる仕組みがあること。

つまりPDCAとは、
PLAN…計画
DO…実行
CHECK…確認
ACTION…活動
というサイクルです。


◇ここにきて、今はっきりと確信しました。

…おじいちゃんに必要なものは、計画性なんです。
この先の展開を、どうやってまとめあげてゆくか…。

これからはきちんと、スケジュール管理していきましょう♪






◆整理整頓と清掃清潔は、単なる安全管理や衛生環境の確立方法ではなく、
『危険要因の特定方法』だと積極的に捉えることで、4Sがらみの危険を解消していくという、災害発生に対する新しい解決策です。



◇どうあっても話を先に続けるみたいですね。
わかりました!
じゃあ、その新しい解決策である整理整頓と清掃清潔は、どうやって仕組みという形におさめるんですか?





◆ですからそれは、
『危険要因を特定する方法として積極的にとらえる』と言った通りです。

では、災害や事故のうち、一番頻繁なものは何か分かりますか?





◇…えー、よくわからないですけど、

何か調子悪くて転んじゃったりとか、

突然誰かとぶつかって転んじゃったりとか、

地震や竜巻や津波などの想定外な不測の事態で転んじゃったりとか、ですか…?

◆思い切り転んじゃいそうになりました!新喜劇的なノリで…。

いいですか、頻度の高い事故や災害は、その解決策はいち早く考慮されます。

体調悪かったり誰かとぶつかったりは、いくらでも前もって解消できることでしょう。

それこそ計画性です。
今一瞬、夢見る少女漫画の恋愛物語のヒロインかと思ってしまいました…!





◇じゃあ、予想外な展開で発生することが多いんですね。
ぜひ、おじいちゃんの知恵をお聞かせください!




◆手探り状態から生ずる災害ですね。

『はさまれ事故』や『巻き込まれ事故』また、
暗部や視界状況の把握ができない条件という意味では『墜落』や『転落』という重大災害も、同じような部類分けが可能です。
それらの原因としては、
『自分自身の情態を認識しきれていない』ということがあります。

間隔、距離、高さ、速度の判断を誤るということは、かなりの割合で発生している厄介な問題なのです。



◇だから、整理整頓や清掃清潔で、五感の誤りを防止しようと積極的に対策を考えるのが大切なんですね。





◆そうです。その通り。

健康や労働衛生の角度から見れば、いかに整理整頓や清掃清潔によって、視覚的な安全状況の確保が大切か、よくわかりますよね。


健康や労働衛生をシステム化させることは、職場の安全管理だけではなく、精神衛生にもなりますし、営業の面でも効果的なんです。



◇騒音や粉塵、温度や湿度とかっていうのは、当事者自身が一番身近なテーマですからね。




◆それについては、作業者本人が
何か改善策を実行したり、
発生源をつきとめたり、
創意工夫してみたりと、

できるところから手を打つことが近道ですね。








◇危険、きつい、汚いという3Kを、一つづつ解決して行くことが、ゼロ災への道のりなわけですね。



◆0災害の基本は4Sです。

5Sについては心の問題だというお話をしましたが、それは
『心の通った対話』のできる職場環境を作るための
『雰囲気づくり』が大切だということです。






◇だから、ゼロ災運動という形で、無災害への取り組みがたくさんなされるようになってきたのは、とても良いことですね。




◆単に教育を施して、作業の基準やルールを守らせるようにしたところで、本当に心から自発的に、各担当者が役割と責任を持たなければ、これほど無意味なことはないです。




◇結局のところ、
無理に君を僕の形にはめてしまおうとしても、二人がはぐくむ愛の形は、街に埋もれそうな小さな忘れな草だってことでしょうね♪


◆私の18番をとらないでください!!
o(T□T)o



◇…もうそろそろ次回予告にしませんか…?




◆え?もうそんな時間ですか!?時の流れは速いんだね。今回の結論は、

安全を忘れない仕組みが、うまくいくっていうことですね♪






◇あまりうまくまとめているように見えないかもしれないですけど、

新しい展開としての問題の改善策が大切だという、

そういう切実な思いは伝わってきましたよ♪

これからもよろしくお願いいたします♪




◆さて次回のハッピーラッキースマイリーは…。

……まあ、いつも通りですね。

愛すること、
感謝すること、

平和な心で
精一杯に喜んで
生きてゆくこと。

それが幸せを引き寄せるんです♪
(o⌒∇⌒o)









◇それではごきげんよう、さようなら♪

☆⌒(*^∇゜)v