コネクションと、
リレーションシップ。

そして、リンケージ。


日本語では、関係とか関連という意味に訳されます。




たとえば、「国際関係」という単語は『インターナショナル・リレーションズ』を日本訳したものです。



意味としては、

「国家がその存続、および安全確保のために必要とする最小限の国際的な条件」
だなどとされています。



リレーションは、日本では「関係」として捉えられていますが、単なる何かと何かとの「つながり」としての「関係」ではありません。


リンケージ、そしてコネクションとしての関係も同様のことが言えます。



何かと何かが、何らかの共通的標識により区分され、グループとしてつながっているという意味での単なる「関係」というのとは、少し違います。



それでは類(カインド)だとか種(スペシー)としての「関係」にすぎません。


リレーションというのは、『人間が生きていくためには最小限これとこれとが必要だ』というのと同じように、


ある何かが存在し、活性化されていくために必要な、別の他者によって有機的で構造的に『つながり合う』という意味での「関係」のことです。



その別の他者が、自らが存在するための要因となることが、関係を持つことです。

「国際関係」というときの関係という言葉は、別の他者が要因として存在することではじめて支えられて成り立つ、国と国とのつながり関係を意味しています。

リレーションで大事なことは、必要最小限の原則を守ることです。


この原則を無視してリレーションを拡大解釈していくと、栄養の過剰摂取が生物の生存にとって命取りになる様に、リレーションの目的そのものを損なうということにもなりかねません。



「国際関係」ではオーバーリレーションは、相手の国に余計な圧力や負担をかけることになりかねません。


安全どころか逆に危険の火種をまくかもしれません。

『君子の交わりは水魚の如く淡々と』ということが、生きるうえでも人間関係でもいわれています。


「国際関係」では、つかず離れずの淡々としたその実たしかなリレーションによって『つながり』をもつことが理想とされています。


引き寄せの話にこのことを適用してみます♪





『わたしは真のぶどうの木であり、わたしの父は農夫である』

とは、幸せを引き寄せたいと願ってやまない人間にとって、神秘的な真実です。



『わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである。』

つながるというのは、表面的かつ形式的に関係者顔をすることではなくて、その心を受け継いで誠実に働くことが実を結ぶことです。


『あなたがたは、わたしが語った言葉によって既にきよくされている』

愛する人に語られる言葉というのは、絵や字で書いただけで伝えようとなされる冷たいものではなく、生きた生身の人間によって熱い息吹きとともに、愛と真心が込められた、清らかで温かい贈り物なのです。




『わたしにつながっていなさい。そうすれば、わたしはあなたがたとつながっていよう。枝がぶどうの木につながっていなければ、自分だけでは実を結ぶことができないように、あなたがたもわたしにつながっていなければ実を結ぶことができない。』

この地上物質世界における3次元空間を、あらゆるすべての宇宙のあり方として見ることなく、限りない開かれた無限の世界が存在するということに意識を向けるならば、愛と感謝、清らかさと誠実な心というものが、どれだけ大切か気付いてゆけることでしょう。




『わたしはぶどうの木であり、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである』





今から二千年かけて、この地球をふくむ太陽系銀河は、光の連結地帯を通過する時代となります。

しかし人類は、二千年前にすでに、勝利と栄光を獲得することに成功しているのです。



愛と感謝。



誠心誠意の安定した秩序。

心からの喜び。


平和を願う心。



希望に生きる命。






すべての幸せは、無関係ではなく、関連しています。



一つの大きな心が、世界を新しく進化させます。




天地万物の一切を、愛と喜びの真心によって創造し続けている神様は、宗教の枠組みを作ってはいません。


私利私欲やプライドやエゴにより、人間たちは自分で自分たちだけの神や宗教を作り上げ、真実の世界創造をさまたげてきました。



誠心誠意の熱い愛、

感謝感激の幸せな喜び、

安心安全な心の清さ。






いつまでも、この世の光は輝き続けています。




成功哲学の基本の一つは、恐怖心と欲望をうまく制御することです。


二千年前に生まれた人の子はすでに、必要最低限の基本的な幸せを、人類に惜しみなく与え尽くしています。


幸せを最大限に活用できるものは、とても幸せです。




その人は、創造主である神の命と深いきずなを結び、永遠に無限の存在であり続けられるからです。