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人間の存在というのはね、この地上にある肉体を、期間限定のわずかな時の中で生きて活動しているよね。

タイムバーゲンセールみたいな感じで、ほんのちょっとした瞬間的な現実の問題を、一生懸命にがんばってやっつけようとしている。


あるときから始まって、そしていつの間にか終わってしまっているんだ。


それはそれはとてもはかないものとして、有限の世界の中で存在しているのが、僕たち人間の命なんだよ。


だからこそ、命はとても大切なものなんだからね。



今、ここでこうして、息をしていられるというのは、どれだけ貴重な体験だろうか。


どれだけ今のこの一瞬一瞬が、大切な宝物だろうか。


でも、悲しいかな人は、そのことに対しては、あまりに気をとめなさすぎる。



だってそうだよ。



そもそもの最初の時から、今このこうしてしあわせなひとときを味わっている瞬間までも、愛につつまれ、愛に見守られ、愛にはぐくまれて生きているから。





つまり、新鮮さが大事なんだけど、それを生かすも殺すも、愛があるかないかにかかっている。


愛とは、はかりしれない無限の広がりを持って息づいているものなんだよ。


君が、何を思い、何を感じ、何を味わっていたとしても、


愛というのは、いつどんな時でも、君を守ろうとして働いているものだからね。



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