☆あきのくに☆広島HIROSHIMA
...の隣の山口県に.....
仕事で出張して、長期滞在したときの事です。
場所は九州にすぐ近い、下関市。
☆SHIMONOSEKI・CITY☆
ある夜。
一人ぼっちで街を孤独に歩いていると、ふと、聞きなれた歌声が聞こえてきました。
優しく美しく、はかなくも切なげな、歌声。
♪もしかして、僕の大好きな、あの歌手の歌声かもしれない♪
と思い、そのまま歩き続けていました。すると、目の前の建物に、大画面スクリーンがあり、その中にうつしだされた、一人の歌手が立ってました。
思わずその場に立ち止まり、その姿を見つめていると、まるで、世界中のどこかの誰かのために...
という一般的普遍性ではなく、
今この時、
この場所、
他ならぬ
自分のために!
歌ってくれてる...というような感覚になって、感動にひたりきっていました。
白くてゆったりとした衣装を身にまとい、水と緑のさわやかな自然の中で光をあびながら、おだやかでありつつも力強く心に響く愛を歌う
今井美樹
の姿が、そこにありました。
ただひたすら、慰められ、励まされ、癒されました。忘れかけていた愛と勇気を、分けてもらった気がして、心静かに歓喜しました。
冷え固まってこおりついた心が、少しずつときほぐされ、あたためられるみたいでした。
愛のための歌の素晴らしさを、しみじみとかみしめ、
その場からあらためて生まれ変わり、再びまたこの世で、しっかり歩き続けて行くための強い力と、確かな希望が、わいてきました。
仕事でも、日常生活のプライベートな出来事でも、
色々な、実に色々なことがあります。
人生は、色々なことがあることこそ当たり前です。
ただ、何かしらの素晴らしい出逢いから、人間の可能性として、成長を果たす機会が、与えられます。
救いを求める魂には、どんなに苦しい状況でも、新しい自分になるチャンスは与えられ、新生する力になるものです☆
人の命の輝きは、支えあうもの同士が同じように光り輝いて、相手をお互いに照らしあうものですから、孤独感にさいなまれる必要はありません。
人それぞれ、誰しもが、優しさ、いたわり、思いやりによって支えらているものです。
そして、地上に生きる星のきらめきそのもののようなです。
それは
愛
と呼ばれ、
人々は探し求めて迷い苦しみ、本物を見つけることはとても難しいと考えられています。
愛のために必要なことは、単純になりきること。素直な心で生きること。
実際に、人それぞれ、本当の大変さを抱えています。
そして、私自身もそのとき、愛を歌う人との思いがけない出逢いにより、孤独の暗闇から救われた気がしています。
実際、その瞬間、素直で明るく前向きな気持ちになっていました。
その場所から、別の場所に向かって、新たな地平線に向けて、歩き出しはじめていました。
傷つき、こげつき、さびついて、じっとうずくまる自分自身を、ふるいたたせる事が、たやすくできたのです。
どこからか、優しさとたくましさがからだと心にみなぎりあふれていました。私自身の魂に、新しく生まれかわるためのきっかけが、もたらされたみたいでした。
今もまだ、あの頃の自分とくらべ、どれほど成長出来たのかは、よくわかりません。
でも、もし、もう一度、あの時感じたのと同じ様な、愛を歌う人
愛を奏でる歌
愛を伝える声
に出会ったなら、きっと必ず変わって行くことができるのではないか
と思います



